うみねこ釣り倶楽部。

『 石垣 釣具店 』 三陸宮古市の釣具店からお届け釣情報。
魹ケ崎 24
 漁師さんが「腕を見せてもらうか」と言うのは初めての
事ですし、マグロでもすくえる様な大きなタモを用意されては
私にどれほどの魚を釣らせる気でいるのかと思いながら
船の舳先に立って考えていました。

白い灯台が目の前です。
南側にある少し大きな赤岩島の裏側から船を着けて
もらいました。
大物がいたのは沖向きの投げれば届く所なそうです。
足元では無く投げてのポイントと言うのを聞いて、
当時出来たばかりの新素材のカーボンで作った
投げ竿4.5mの試作品を用意していました。

カニを餌に釣る事2時間。
アイナメの40cmクラスが3匹釣れましたが、強烈な当たりは
ありません。
午後から出かけましたので夕方が迫って来ました。

残ったカニを潰して潮に載せて流し、水たまりで手を洗って
いる時です。
穂先がガクンとお辞儀したと思ったら、直ぐに水中に入って行きます。
竿に手を掛け起こしに掛かったら、バーンと言う音と共に
竿が3ケ所で折れました。

今まで味わった事の無い恐ろしい引きでした。
竿が折れて短くなり、道糸が岩に擦れ切れてしまいました。
アッと言う間の出来ごとで、暫く呆然としていました。

いつも使用している竿だったら頑張れたかも知れません。
張り切って使いなれない道具を使用してしまいました。
何事、自然体で挑むべきでした。

その後大物は姿を消したそうです。


魹ケ崎シリーズ | 19:47 | comments(0) | trackbacks(0) | author : ishigaki-turi
魹ケ崎 23
 宮古では珍しい、厳つい顔をした寒鯛を釣った
数日後の事です。

どうやって食べても美味しかったし、引きも強く釣っても
面白ろかったので、もう一度釣りたいと思ってんいた矢先に
いつも船を出してくれる漁師さんからTELがありました。

「水の中を見る、箱メガネでアワビの様子を見ていたら
寒鯛の大物がいた」と言うのです。
大急ぎで姉吉まで行き、まず岸壁でカニ獲り釣りです。
サンマの切り身を餌に大き目を10匹ほど釣り、用意万端です。

船で島に向かう途中に漁師さんがニヤニヤしています。
いつもは船に積んだ事の無い大きなタモが積んで有ります。

目ざとく見つけた私が、「まさかこれを使用する様な大物?」と
尋ねたら、「ハリス10号を使え、いや細いかな」等と言っています。
「タモが有るから船からすくえば大丈夫か」などとひとり言も言っています。
どれほどの大きさなのか漁師さんは教えてくれません。
「腕を見せてもらう」などとも言っていました。


魹ケ崎シリーズ | 16:55 | comments(2) | trackbacks(0) | author : ishigaki-turi
魹ケ崎 22
 魹ケ崎で30cmぐらいの寒鯛が釣れた年がありました。
色はオレンジがかっていて、歯は魚とは思えない
牙のようでした。

その後40cmが釣れたとか、他に数人が釣って来ていました。
暖流が強かった年なのでしょうか?
閉伊崎などでも釣れていました。

魹ケ崎から見て南側に離れた大島が有ります。
昔からの名前は無かった様に思います。
赤崎浦の前に有るので私達は赤岩と呼んでいました。

その赤岩に船で渡った時の事です。
チョットした思いつきで、磯カニを捕まえて餌にしました。
投げ込んで竿をセットするかしないかに、石鯛を思わせるような
綺麗な三段引きの当たりがあり、まさかいるはずの無い石鯛が
掛かったかと思う程でした。

合わせてその引きの強さはアイナメとは全く違っていました。
やっとの思いで取り込んだのは、錦鯉かと思う様な色をした
全長54cmもある寒鯛でした。
かなり厳つい顔をしていましたが綺麗な魚でした。
お刺身でもお吸い物でも美味しく頂いたのを記憶しています。


魹ケ崎シリーズ | 16:10 | comments(0) | trackbacks(0) | author : ishigaki-turi
魹ケ崎 21
 魹ケ崎灯台周辺の岩場は高さもありますが広さもあります。
20名ぐらいの釣り人ならば、楽に釣りをするスペースが
有ります。
風の強い日は風裏に回れば、釣れる釣れないは別にして
何とか釣りが出来ます。

魹ケ崎の北側に見える離れ島に船で渡って釣りをした
事もあります。
名前の無い島には勝手に名前を付けて呼んでいて、
それがいつの間にか通り名となってしまった所もあります。

島ばかりでなく断崖で陸からはロープで無ければ行けない
所にも渡って竿を出しています。
南側を見ても皆渡った事のある島ばかりです。
良くもこれだけ通ったものだと思います。

手元に「新岩手の海釣り」と言う航空写真の本が有ります。
懐かしい島々、懐かしい岩場が綺麗に写っています。

灯台の直ぐ北側の一番高い離れ島が有ります。
今まで3回渡っていますが、飛び移る足場が30cmぐらいしか
無く苦労しました。
高さは魹ケ崎の岩場ぐらいで、真ん中から半分に割れています。
釣りにくい島でした。通称ヘルメットです。
大きなアイナメが釣れる所です。
湾側へ投げればマコガレイ、ナメタも釣れました。
海が静かな時で無いと渡れない島でした。



魹ケ崎シリーズ | 16:50 | comments(0) | trackbacks(0) | author : ishigaki-turi
魹ケ崎 20
 魹ケ崎の岩場を回って見ると、所々に長さ30〜50cmの
鉄の棒が横にしっかりと、コンクリートなどで止めて有ります。
下を覗くと全部が海面に真っ直ぐで岩が出っ張っていたり
擦れるような所が有りません。

灯台で生活していた方に聞くと、灯台で働いていた方が
手釣りで魚を釣っていた所らしいです。
掛かった魚を岩に擦ったりぶつけたりしないで、上げれる
所に設置してあります。
良く良く捜さないと分かりませんでしたが、確か4ケ所
有った様に記憶しています。

40年ほど前までは魹ケ崎ではスズキも釣っていました。
しかし口が柔らかく、切れて落ちやすく釣り上げれるのは
少なかったそうです。

私が行き出した時にもサラシが出来る所に2~3匹泳いでいるのを
見ましたが、他の楽な所で釣ってもジャンプして暴れて逃げるのが
多かったし、もし釣っても持ち帰る重さの事を考えると、見ないふりを
していものです

魹ケ崎でスズキを見かけなくなって数十年になります。
何時の日か戻って来る事が有るのでしょうか・・・


魹ケ崎シリーズ | 15:00 | comments(0) | trackbacks(0) | author : ishigaki-turi
魹ケ崎 19
 ナメタガレイの本格的シーズンは、秋から冬にかけての
子持ちナメタで、正月魚としても使用されますので
年末には良いお値段で魚屋さんやスーパーで販売されます。

その昔に10名で魹ケ崎で釣り大会をした事が有ります。
全員で34枚釣り上げました。
ナメタが多く釣れた頃では有りますが、一人平均3枚の
勘定でそれは見事でした。

全部、魹ケ崎の岩場に並べての写真があり、数えてみると
やはり34枚です。
他に40cm級のサバが並べてありました。
この時は沖で海鳥が海面に飛び込む姿が有り、段々に
近ずいて来て、直ぐ足元でイワシを追うサバの大群が
見えました。

餌を付けて下ろすと直ぐに2本針の仕掛けに2匹づつです。
1匹800g近い大きさなので2匹づつ上げるのは大変です。
10回もやったらヘトヘトでした。

サバに追われて岸の岩にぶつかったり、割れ目に挟まったりと
暫くはイワシのウロコがキラキラしていました。

その事もナメタの食いを活発にしたのかも知れません。


魹ケ崎シリーズ | 21:57 | comments(0) | trackbacks(0) | author : ishigaki-turi
魹ケ崎 18
 魹ケ崎でのナメタ釣りのシーズンは大きく分けて
春と秋です。

産卵は2月末頃から3月末までの約1ケ月間とされていますが
確かではありません。
個体によって早かったりおそかったりは、かなり有るようです。

一番枚数が釣れるのは春です。と言っても5〜7月に掛けてです。
この季節のナメタは産卵に体力を使った後の為か、秋に比べて
味が落ちます。
そのため秋にしかナメタを狙わない人もいる程です。

食べる方は煮付けで、生姜を入れたりワカメを入れないと
癖のある味がします。

春のナメタは産卵後の体力を回復させる為に、食欲旺盛で
広範囲に動き回り活発に餌を食べます。
ですから秋に比べて良く釣れます。

小型の30〜40cmぐらいのナメタが釣れるのもこの時期です。
どういう訳か30cmぐらいの小型ナメタは魹ケ崎の他の磯では
釣った事が有りません。

ナメタの数が最近は大分増えてきていますが、それでも40cm
以下のナメタはリリースして頂きたいと思います。



魹ケ崎シリーズ | 16:30 | comments(0) | trackbacks(0) | author : ishigaki-turi
魹ケ崎 17
 私が魹ケ崎に足しげく通っていた頃は、灯台の手前
200mぐらいの所に広く開けた牧草地の様な所が有りました。

その昔に灯台で働いていた方が野菜を作っていたと
聞いています。
最近の航空写真を見ると木と雑草に覆いつくされている様に
見えます。

そこから赤松林を抜けると視界を妨げる物が無い
雄大な太平洋の青い色が目に飛び込んで来ます。
始めて行った時は白亜の灯台と青い空と青い海が美しく
暫く呆然と眺めていた事を覚えています。
行き慣れてくると、風は無いな波はどうだとか釣りに関係する
事が先になって、綺麗な海、空は二の次となっていました。

岩場に出るには、這った松のようなハマハイビャクシンと言う
木がジャングルの様に複雑に茂っている枝を左右にかわしながら
抜けると、後は起伏は有りますが開けて見通しが良くききます。

双眼鏡を持って行けば釣り人の釣果も良く分かります。
そしてどの方向へ投げて釣っているかも良く見えます。
広い灯台の回りの釣り場で何処が良く釣れるポイントなのかも
注意していれば直ぐに分かります。

一番残念なのはナメタの当たりが有っても、早合わせをしてしまい
針掛かりしないで逃がす人が多く見受けられます。
ナメタはカレイの中で一番口が小さいので、ゆっくりと飲ませて
釣る感じで、釣るのが良いと思います。


魹ケ崎シリーズ | 15:30 | comments(3) | trackbacks(0) | author : ishigaki-turi
魹ケ崎 16
 魹ケ崎への道は遊歩道になっていて、一本道で迷うような
事は有りません。
ただし細い道できつい所もありますし、舗装もされていませんので
サンダル履きとかでは無理です。
砂利や岩を歩ける靴が必要となります。

雑木林と赤松の中を時々見える海を眺めながら、一時間の
ハイキングコースです。
灯台までは電気が行っているので、電信柱が遊歩道と並んだり
最短コースを通ったりしながら続いて行きます。

私達が釣り場へ下りる道標としたのは、電柱に書いてある
番号でした。
何番を下りて行けば釣れる所に出るとか、歩きが楽だとか
凄く助かる見印でした。

1月も中旬を過ぎると水温も下がり出し、釣れる魚も
少なくなります。
それでも良い釣り場を捜すために、木の葉が落ち見通しが
きくようになった遊歩道から磯へ下りて行き、釣れそうな所や
足場が良い所を捜し回りました。

早めに雪が来れば出来ませんでしたが、たいがい2月中旬までの
一カ月は歩き続けました。
釣れるのはアイナメの2~3匹だけでしたが来シーズンの為と
良く歩いたものです。

お陰で足だけは頑丈になりました。


魹ケ崎シリーズ | 16:13 | comments(0) | trackbacks(0) | author : ishigaki-turi
魹ケ崎 15
 静かに竿を手に持ち、尻手ロープがピトンに固定して
有る事を確認して糸ふけを取り、身体全体で合わせました。

確実に針がかりしたのは良かったのですが、余りの強さに
一瞬で一人では無理だと思いました。
それでも少しずつ少しずつ道糸を巻き取って行きます。

やっと水面近くまで来た時の暴れ様は、半端ではありません
でした。用意していた強力ライトに照らし出されたのは
1.5mは有ろうかと思われる沖ハモでした。

上から見て胴周りの太い事!!
まるでサメかと思いました。
当然釣り上げるのは無理で岸の岩に道糸をあてて
切って逃がしました。
回りで釣っていた方も手伝いに来てくれましたが、危険なので
最後まで一人での作業でした。

その後、魹ケ崎の手前の磯で釣り上げた沖ハモは
1.37m重さ6.8Kg。
太さは足の太ももほど有りました。
一番元気だった若い頃でも一人での取り込みは大変でした。

したがってこの釣を教えたのは今まで2名しかおりません。
少し間違えば危険な釣りですので、誰でもと言う訳には
いかないのです。



魹ケ崎シリーズ | 18:05 | comments(3) | trackbacks(0) | author : ishigaki-turi
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